だけどこんなところで待っているよりは

書き忘れ防止用。タイトルは飽きたら変える予定です。

電子書籍とDRMとコピーについての整理

メモ。

電子書籍はデジタルデータを有償または無償で配布(頒布、販売)しているものと考えられる。

電子書籍はデジタルデータの形でも著作物である(著作権法第2条第1項第1号、第6条、第10条)。なお、プログラムの著作物となっている電子書籍の話はここでは触れない。

著作物は私的使用のための複製が許されている(同第30条)。

そのため、(後述する例外に該当しない限り)購入者が自由に複製することが許されている。

ただし私的使用のための複製には例外がある。

第三十条  著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

一  公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合

二  技術的保護手段の回避(第二条第一項第二十号に規定する信号の除去若しくは改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うこと又は同号に規定する特定の変換を必要とするよう変換された著作物、実演、レコード若しくは放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像の復元(著作権等を有する者の意思に基づいて行われるものを除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第百二十条の二第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合

三  著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合

2  私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の機能を有する機器(放送の業務のための特別の性能その他の私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能として録音又は録画の機能を有するものを除く。)であつて政令で定めるものにより、当該機器によるデジタル方式の録音又は録画の用に供される記録媒体であつて政令で定めるものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。

この例外により、電子書籍DRMがかかっているものをコピーする場合、すなわち「技術的保護手段の回避」に該当する場合、「私的使用のため」であっても複製できない。

逆に、DRM=「技術的保護手段」がなされていない場合、「私的使用のため」であればコピー可能となる。

上記に加えて、公衆送信の話が出てくるけどそれはまた別途。